ADINAはCFDと構造の連成解析を行う
唯一のツールです。また、このような利用に対するプログラムの強化を続けています。今回は、マニホールドの解析に着目し、以下を考察します。
- マニホールド内の乱流の流れ
- 流体と構造の温度
- 構造の応力
今回、使用されたメッシュにおいて特に必要とされ
る機能は、異なるメッシュ間で、自動的に温度のつながりをもつことです。
下の図は、流体と構造のモデル、温度と応力の結果
を示しています。上のムービーは、排出口における、流速の結果です。モデルは約500万要素からなります。流体はk-ω乱流を使い、レイノルズ数
(Re)、ペクレ数(Pe)、プラントル数(Pr)は以下の通りです。
Re =
0.74 x 105,
Pe = 0.54 x 105, Pr = 0.73.
全体モデルで使われたメッシュ
メッシュの一致しない箇所の詳細
流体とソリッドの温度プロット
ソリッドの有効応力プロット
流体の圧力プロット
このモデルで
は、接触とグルーのアルゴリズムが使
われています。ADINA8.5で開発している大幅に改善された計算法を使って、今回の解析を行っています。
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