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 ADINAショーケース
 

 ◆Frequency Solution of Structures Coupled with Inviscid Fluids
非粘性流体と連成する構造の周波数解析

流体の構造システムに完全に連成した多数の動的解析にお いて、流体は非粘性として想定されます。このような場合、動的レスポンスのための周波数解析およびモード重ね合せ解析を行なうことは有効かもしれません。

二次の固有値問題の解を必要とする周 波数とモードシェープを解くときにもっとも時間がかかります。

(K - λM- λC) f = 0

ここでKとMは流体と構造体の剛性と慣性効果に相当し、 完 全なカップリングはCに相当します。ベクトルΦは構造の節点変位と流体ポテンシャルを含んでいます
(参照Finite Element Procedures, by K.J. Bathe, Prentice Hall 1996)

ADINA8.3ではLanczos法がこ の固有値問題の解法に使用されています。下のアニメーションはADINAを使用して配管解析された原子炉容器の二つの振動モードを示しています。表は、系 の自由度の数、計算された周波数の総数および対応する、4台のプロセッサーを備えたIBM Linuxマシーン上でADINAを使用した解析時間を示しています。


Degrees of freedom Number of frequencies Total solution time
593,496 1000 7.43 h
593,496 100 0.74 h
 
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