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◆Elasto-Plastic Large Strain Collapse Analysis of Pipes
弾塑性大ひずみを考慮した水中パイプの座屈後解析

水中パイプの座屈後解析は、 特に海底油田や海底ガス産業など多くの分野で重要な問題です。 一般的に、これらは運動学的な大変形/大ひずみを含むパイプの挙動、材料の大ひずみ弾塑性の挙動を 正確にモデル化しなくてはいけないので、難しいシミュレーションと言えます。 予測される応答に基づいて、工学的に重要な決定がなされるので、解析から、信頼性が高く精密な結果を得る 必要があります。

シミュレーションの正確さは非常に重要なので、 いくつかの代表的なパイプ構造で、実験データと計算結果を比較したところ、 有限要素コードを使用した際の信頼性は要求される水準を満たしていました。

リファレンス[1]の Tenarisの実験室の実験とADINAの結果を下に示します。 このケースでは、パイプはリング(バックルアレスター)で補強されています。 結果は図より一目瞭然です。上のムービーは、パイプの圧力が高くなるにつれて起こる 典型的な座屈後の応答です。





1つ目のサンプル




1つ目のサンプル ‐有限要素メッシュ






1つ目のサンプル −ADINA結果と実験結果の比較






2つ目のサンプル、溝あり




2つ目のサンプル −有限要素メッシュ





2つ目のサンプル −ADINA結果と実験結果の比較



ADINAは、 非常に正確に実験データを再現しているようです。このことは、 ADINAで使用されている解析手法の正しさを立証しています。 この解析についての詳細は下のリファレンスにあります。

Reference

  1. R. G. Toscano, L. O. Mantovano, P. M. Amenta, R. F. Charreau, D. H. Johnson, A. P. Assanelli and E. N. Dvorkin, “Collapse arrestors for deepwater pipelines. Cross-over mechanisms”, Computers & Structures, Vol. 86, pp. 728-743, 2008.



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