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◆Seismic Evaluation of the Cooper River Bridge (by SC Solutions, Inc., California)

クーパー・ リヴァー橋の地震評価(by SC Solutions, Inc., California)

サウスカロライナ州チャールストンの新しいクーパー・リヴァー斜張橋の設計が、カリフォルニア州のSC Solution社によってADINAを使って解析されました。この構造物はメインスパン、二つのサイドスパン、二つのアンカースパン、約1005mの長 さのサスペンドスパンを有しています。それは現在、北米において最も大きい斜張スパンです。二つのダイヤモンド型タワー(約175mの高さ)は、8車線道 路と歩行者/自転車用のペデストリアンが通るデッキを支持しています。メインスパンは、コンクリートデッキとI型鋼縁桁を合成して使用されています。歩行 者/自転車用ペデストリアンは、縁桁から片持ちにされています。高架寄りは鋼構造と鋼桁も合成して使用します。両方の高架寄りはそれらの全長、チャールス トン側約1326m、マウント・プリザント側約637mにわたって継ぎ目無しです。

橋の地震性能の設計チェックを行いました。メインスパンユニット、東西高架構造が一つのモデルに組み込まれた非弾性時刻暦解析を含んでいます。この「グ ローバル」モデルは約55,000自由度で、空間的に変化する時刻暦地震動を受けています。

いくつかの詳細は次のようになります。全てのタワーと橋桁がADINAのmoment-curvature要素を使用してモデル化されており、土壌と構造 物の連成は明示的に塑性ベースのトラス要素によってモデル化され、タワー/基礎モデルの個別の押し解析が、物理挙動の特性の確認のため行われました。

上のアニメーションは地震荷重下におかれた橋の中心部を示します。(50倍に拡大した動き)そのような非線形シミュレーションはもちろん強力且つ信頼でき る解析ツール(ADINA)が必要なだけではなく、地震問題のモデル化におけるしっかりとした工学的経験が必要です。




クーパー・リヴァー橋の中心部





タワーの押し解析



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