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◆Shape-Memory Alloy (SMA) material model
形状記憶合金（SMA）材料モデル

ADINA8.3では新しい形状記憶合金（SMA）材料 モデルが1-Dトラス要素、2-Dと3-Dソリッド要素とisoビーム要素で使用できます。SMA材料モデルは矯正ワイヤー、血管ステントなどで幅広く使 われる形状記憶合金の超弾性と形状記憶効果をシミュレートします。材料モデルはオーステナイトからマルテンサイトへの変態を考慮します。その温度の効果も 含むことが出来ます。


ちょうど材料挙動の例として、1-Dの数値結果を上の図 で示しています。もちろん理論モデルの結果と一致しています。

我々はこの新しいモデルをRef.[1]に示すAuricchoとSaccoによっても解析された3点曲げ試験によって説明します。12個の20節点3D 要素が解析に使用されています。下の図は最大たわみにおける非双晶マルテンサイトの割合をバンドプロットで示し、次のグラフは荷重−変位カーブのプロット を示します。ヒステリシス結果は材料の変態から逆変態、そして完全な変形のリカバリーをグラフから確認することが出来、ならびにref.[1]で与えられ ているデータと共にADINA結果の一致が妥当であることを確認出来ます。

Ref. [1]  Auricchio, F. and Sacco, E.: A temperature-dependent beam for shape-memory alloys: constitutive modelling, finite-element implementation and numerical simulation. Computer Methods In Applied Mechanics and Engineering, 174(1999), pp. 171-190. 







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