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シェル要素を含む熱の流体ー構造相互作用(FSI)解析
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シェルと梁要素は、流体−構造相互作用(FSI)を含む問題の解析で広範囲に使用されています。この機能は、さらに熱の流体−構造相互作用(TFSI)問題の解析での梁およびシェル要素の使用が出来ることにより、バージョン8.2で非常に増強されています。これらの増強で、ソリッド要素の代わりにシェル要素を使用してTFSI問題の中の薄い構造をモデル化することができるようになりました。いくつかの適用例として、発電所内の冷却管、プリント回路基盤上でマウントされたコンポーネント、および熱交換器内の管のモデル化が挙げられます。
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下に示された例を使用して、新しい機能を実証します。内部で熱が生成された箱を冷やすために空気が箱を通り抜けてゆきます。
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対称なので、モデル(赤で示されている)は、箱および大気の領域の半分だけを含んでいます。箱は、構造上はシェル要素でモデル化されます。箱の内部の生成熱は熱流束の強制荷重で箱の内壁で作られます。さらに入口の冷却空気の温度はあらかじめ規定されています。
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結果は上記のアニメーションで示されています。上のアニメーション中の流線は、構造のまわりの複雑な流れのパターンを示します。下のアニメーションは構造を通り、連続的なセクション内での有効応力および温度分布を示しています。
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