アセンブリ振動予測技術を進化させるアプローチ【会場開催】

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多くのお客様にご参加いただき誠にありがとうございました。

アセンブリ振動予測技術を進化させるアプローチとして、本セミナーでは「アセンブリの境界部分」に着目したトピックスをご紹介します。
部品間の境界部の状態は負荷や支持に応じて変化し、モデル化を一意に定めることが難しい場合も少なくありません。この場合、境界部の接続条件や負荷条件、更には構成部品変更などを加味したパラメータスタディを実施し、様々な観点から評価を行うことが重要です。このように、アセンブリ振動解析を多数回実施するシチュエーションにおいて、「部分構造合成法」は効率化に大きく寄与すると考えられます。
「摩擦減衰」は従来より、モノを作ってから実験同定したり、経験的な値を採用するほかなく、数値解析で予測する事は困難と考えられています。このことが設計初期段階での高精度な振動応答予測の実現を妨げる一因となっており、摩擦減衰を予測する数値解析技術の開発が強く求められています。
そこで本セミナーでは、福井大学名誉教授 鞍谷文保先生をお招きし、部分構造合成法に関する基礎理論と適用例および摩擦減衰に関する研究事例をご紹介いただきます。また、摩擦減衰に関するニュートンワークスの取組みと関連ツールの紹介も併せて行います。

※本セミナーはお客様にご来場いただく形式の会場開催のみとなります。

日時 2023年10月31日(火)13:30~16:40 ※13:15より受付開始
 申込締切日:2023年10月27日(金)15:00
場所 AP東京八重洲 10階 Y1ルーム(東京駅 八重洲口下車 徒歩7分)
費用 無料(事前登録制)
定員 24名
対象者 アセンブリ振動における境界(接触、摩擦)のモデル化に興味がある方
内容
13:30 開始挨拶
13:35-15:15

◆アセンブリ構造の振動解析に必要な知識と検討例
  - 部分構造合成法による効率化と摩擦減衰 -

 福井大学 名誉教授 鞍谷文保先生

アセンブリ構造の設計の効率化において、全体構造を再解析することなく、部品を変更したときの振動特性を予測することは重要で、その方法として部分構造合成法が有効です。また、振動応答の予測においては減衰特性も重要で、アセンブリ構造の場合、結合部での摩擦減衰の影響が大きいと言われています。本セミナーでは、部分構造合成法の基礎理論と適用例および結合部の摩擦減衰特性の検討例を紹介します。

15:15-15:30 休憩
15:30-16:00

◆摩擦減衰に関するニュートンワークスの取組みのご紹介
 ニュートンワークス CAE総合開発センター

動的接触解析を用いて、種々のモードに対する摩擦減衰の振幅依存性を検討した事例をご紹介します。また、静的接触解析と固有値解析の結果を用いて、より簡易に摩擦減衰を予測する手法(開発中)についても、その取り組みの一部をご紹介します。

16:00-16:30

◆アセンブリ振動の解析・評価ツール NewtonSuite-AVES のご紹介
 ニュートンワークス CAE総合開発センター

AVESはアセンブリ境界の影響を詳細に考慮した振動評価ができるツールです。一般的なアセンブリ構造物はもちろん、モーター、ブレーキ、コネクタなどのさまざまなアプリケーションで活用できます。今回はアセンブリ境界の影響を考慮した振動評価事例とAVESの機能および最新トピックスについてご紹介します。

16:30-16:40 質疑応答

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お問合せ先

ニュートンワークス株式会社 セミナー事務局

TEL:03-3535-2631

E-Mail:nwc-seminar@newtonworks.co.jp