【オンライン開催】第14回 System Simulation Symposium開催のご案内
このイベントは終了しました。
多くのお客様にご参加いただき誠にありがとうございました。
世界に感染が拡大した新型コロナウイルスの影響により、例年の会議形式の開催から、オンラインでの開催に切替えて『System Simulation Symposium』を今年も開催することにしました。新たなる社会変革が求められるこのような時期であるからこそ、シンポジウムを通じて『システムシミュレーション』の重要性であり、『1DCAE』の有効性を発信していくべきと判断しました。ご講演者の方々からも弊社の新たな試みに最大限のご協力を頂戴し、オンラインによる開催に漕ぎつけました。
今年の基調講演には神奈川大学工学部教授 山崎先生をお招きしご講演いただきます。先生は(社)次世代音振基盤技術研究所の設立に参画され、またご自身でも音振動のコンサルティングの会社を設立されました。音振動の実際的な問題解決に携わりながら、モノづくりにおける複雑な振動・騒音の課題に取り組まれています。振動騒音のシミュレーションは現物の『もの』を前提にした解析になっておりました。設計上流でのNVH解決は簡単ではなく、先生がチャレンジする『形で考えない設計』はまさしく1DCAEといえるのではないでしょうか。新たな音振研究の方向性を皆様と共有できれば幸いです。
この他にもユーザ様講演など、貴重なご講演を多数いただける予定です。
今回の新たな試みであるオンラインシンポジウムは不慣れな点もあるかと存じますが、皆様のご理解とご協力をお願いし、より多くの方のご参加をお待ちしております。
日時 |
2020年7月10日(金) 9:30~16:45 ※申込終了しました |
場所 |
オンライン開催 |
費用 |
無償(事前登録制) |
定員 |
500名 |
内容 |
09:15-09:30 |
接続開始 |
09:30-09:40 |
開会挨拶 ニュートンワークス株式会社 代表取締役社長 和久井 伸栄 |
09:40-11:10 |
【基調講演】 形で考えないNVHモデル研究会(形で考えない設計)の試み 神奈川大学 教授 山崎 徹 先生 次世代音振基盤技術研究会 形で考えないNVHモデル研究会 副査
産学連携の研究会を2018年12月に立ち上げました。100年に一度の大変革の自動車業界を産学共創で活き活きさせたい思いからです。「現象の原理原則に基づく多性能適正設計」など狙いとワクワク感を紹介します。
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11:15-11:45 |
【事例発表】 Modelicaによる汎用エネルギーシステム動特性解析ツールの構築と 運用性評価に関する取り組み 一般財団法人電力中央研究所 渡邉 泰 様
再生可能エネルギーと協調した電力システムの構築には、負荷変動に対応可能な発電ならびに需要サイド両面での需給調整技術の導入が必要となる。本講演では、Modelicaによるエネルギーシステムを対象とした動特性解析ツールの構築と適用事例について紹介する。
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11:45-12:40 |
昼休み(55分) |
12:40-13:10 |
【事例発表】 TOYO TIREにおける自動車の足回り解析モデル開発の取り組み TOYO TIRE株式会社 内田 翼 様
自動車用防振ゴム部品は、乗り心地や操縦安定性をはじめ、様々な車両性能に影響する部品である。当社では防振ゴム部品の検討において、車両振動を評価できる解析モデルの開発に取組んでおり、本発表ではその解析事例を紹介する。
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13:15-13:45 |
【事例発表】 電動パワーステアリング特性予測のための1D活用事例 KYB株式会社 北村 佳彬 様
電動パワーステアリングの性能評価のため、1D-CAEをベースとしたシステムモデルを開発した。特に減速機やラック&ピニオン等の動力伝達機構については3D-FEM解析を併用し、簡素化と高精度化の両立を実現した。その取組事例について紹介する。
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13:45-14:05 |
休憩(20分) |
14:05-14:35 |
【事例発表】 鉄道車両のブレーキシミュレーション 公益財団法人鉄道総合技術研究所 嵯峨 信一 様
鉄道車両の非常時のブレーキシステムは、電気指令を空気圧に変換する制御装置から複雑で長い車体配管を通じて台車のキャリパ装置に供給され、ブレーキパッドを車輪のブレーキディスクに押し付けることで摩擦力を得ている。これらのシミュレーションを紹介する。
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14:40-15:10 |
【事例発表】 電子制御ダンパーにおける制御パラメーターの多目的最適化 株式会社ショーワ 遠藤 裕 様
自動運転や電動化に伴い、サプライヤによる車両運動性能の開発効率化が求められている。本発表では、電子制御ダンパー“IECAS®”をSimulationXにてモデル化し、多目的最適化を用いて開発効率化した事例を紹介する。
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15:10-15:25 |
休憩(15分) |
15:25-15:55 |
【事例発表】 OptiYを用いた多変数モデルのパラメータの同定と寄与分析事例 本田技研工業株式会社 川井 春菜 様
NV初期設計では、他部品との共振を避ける固有値設定が重要である。本講演では、4WDシステムの固有値検討を可能にするために、多変数モデル化したプロペラシャフト1Dモデルの同定手法と、効率的なねじり固有値設計のための寄与分析手法について、OptiYを活用した事例を紹介する。
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16:00-16:45 |
【特別講演】 1DCAE・MBDとモデリング 明治大学 客員研究員 大富 浩一 先生
1DCAE・MBDではモデリングが重要です。1DCAEとMBDの共通点と相違点をモデリングの視点から読み解くことにより、何を目的に両者を適用するのか、その留意点、プロセスを含めて明らかにします。
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※講演内容および講演時間は変更となることがございます。予めご了承下さい。
※万一、本シンポジウムが開催中止もしくは何らかのトラブルにより開催が中断・継続不可となった場合はご容赦願います。
※弊社と同業者ないしはソフトウェアに直接関係しないお客様の参加はご遠慮いただいておりますのでご了承お願い申し上げます。
※メールアドレスは必ずご所属先のアドレスにてお申し込みください。
フリーやプライベートのメールアドレスからお申込みいただいた場合は弊社から確認のご連絡をさせていただきます。
※事前接続確認は上記より実施ください
※接続確認のトラブルに関するFAQはこちらをご確認ください
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