「MBDの本質をめざして ~設計プロセスの変革を考える~」セミナー開催のご案内
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多くのお客様にご参加いただき誠にありがとうございました。
昨今、設計プロセスの変革が強く求められ、これを実現するためにMBDが 推進されています。しかし、MBDが叫ばれる中でその本質が非常に分かりづらい状況となっているように見受けられます。MBDとは動く仕様書となるモデルを使うこと、つまりシミュレーション可能なモデルを活用することであり、コンピューターシミュレーションを前提としていると言えるでしょう。言い換えればMBDを実現するためにはモデルが必須であり、モデルの本質がMBDの本質であるといっても過言ではありません。しかしながら、『モデル』は漠然とした中で使われていることも少なくなく、その在り方についてはより議論が必要ではないでしょうか。
設計変革のための手法として有名なTRIZ、QFD、1DCAE、品質工学、機械学習などMBDの実現についてご講演いただき、ご講演者の方々と一緒に『モデル』について議論しながら、モデルベースとしての『モデル』の本質を考えてゆきます。本セミナーを通じて、さらに具体的な設計プロセスの変革を目指すきっかけになれば幸いです。この機会にぜひご参加下さい。
日時 |
2019年9月12日(木) 10:00~17:00(受付 9:30~) ※終了後交流会 |
場所 |
アットビジネスセンター 東京駅 408号室 |
費用 |
無料(事前登録制) ※交流会参加の場合は会費別途(3,000円) |
定員 |
60名 |
内容 |
09:30 |
開場(受付開始) |
10:00 |
「イノベーティブな開発を目指して」 株式会社アイデア 前古 護 様
断トツ技術・断トツ製品を生み出すためにQFD+TRIZ+品質工学の連携活用を推奨します。短時間に合理的に徹底的にそして一人一人を百人力にする”利益と元気を出す道具”の活用方法を紹介します。手法を知っているから使えるに変える、手法を正しく学ぶのではなく成果を出すことから始めましょう。やるべき課題を見つけ出し技術問題を解決する実務コンサルティングの500社以上の実践で得た事例を含めお話しします。
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11:00 |
「StatWorks/V5機械学習編の概要とその活用方法」 株式会社日本科学技術研修所 犬伏 秀生 様
StatWorks/V5機械学習編に搭載された機械学習手法の概要と、それらの活用方法をご紹介します。
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11:40 |
ランチ休憩 90分 ※お弁当のご用意はございません。予めご了承願います。 |
13:10 |
「1DCAEの本質とそのアプローチ」 サワダ技研株式会社 沢田 龍作 様
10年程前、エンジン開発現場において、形ありきのCAEではなく、形を作る、さらには創造するためのCAEが欲しいとの思いがあり、設計者自身が使うことよりセンスが磨かれるプロセス構築と道具の開発に取り組み、実践したものが1DCAEです。今回その本質とアプローチについてご紹介します。
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14:10 |
「設計の大空間と評価判断:1DCAEと品質工学」 宇宙航空研究開発機構 角 有司 様
JAXA安全・信頼性推進部では、ロケット・衛星開発におけるロバスト性向上に向けて、品質工学の考えを取り入れた最適設計ツール(JIANT)の開発を進めています。ここでは、本ツールを使った簡単な事例と、1DCAEに適用するための考え方についてご紹介します。
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15:10 |
休憩 20分 |
15:30 |
「パネルディスカッションの話題提供:物理モデリングとモデル化(そもそもモデル化とは?)」 ニュートンワークス CAE総合開発センター
MBDの実現に必要な「モデル、モデル化」を考える足掛かりとして、ニュートンワークスが取扱うSimulationXが基本とする物理モデリングやモデル化に関するいくつかの情報をご紹介します。
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15:50 |
-パネルディスカッション- ご講演者、ニュートンワークスによるパネルディスカッション
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16:35 |
質疑応答・アンケートご記入 |
17:00 |
交流会 90分 ※会費制(3,000円)・事前登録制です |
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※原則先着順で受け付けいたしますが、定員オーバーの場合は人数調整させていただく場合がございますので予めご了承願います。
※弊社と同業者ないしはソフトウェアに直接関係しないお客様の参加はご遠慮いただいておりますのでご了承お願い申し上げます。
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多くのお客様にご参加いただき誠にありがとうございました。