「振動対策エキスパート養成のための基礎講座」のご案内

このイベントは終了しました。

多くのお客様にご参加いただき誠にありがとうございました。

振動の問題は、製品開発において古くから大きな課題として取り組まれてきました。昨今の自動車業界ではEVに向けた開発の動きも急速に進み、振動問題だけでなく騒音対策としてもよりクローズアップされています。振動(音)をしないものはなく、運動する中では振動は避けて通れない問題です。この複雑な課題に対して、実験やシミュレーションを駆使して問題解決しているのが現状ですが、まだまだ問題解決に至るにはかなりのハードルがあります。これらの課題にチャレンジするには、エンジニアの技量を磨き、鍛錬する必要があります。
本講座では、振動解析または、振動実験を手がけてこられた若い技術者が、より高いレベルで振動問題に取り組める技能を磨くことを目指します。講師は、振動騒音のエキスパートの大富先生に担当いただき、振動騒音に対する原理的エッセンスを修得する場にしたいと考えております。比較的少人数のゼミ形式で実施し、講義だけでなく討論・検討の機会も設けますので、現実の課題を念頭において本講座に積極的に参加いただければ、最良の効果を生むことになると思っています。
この機会に是非受講をご検討下さい。

※満席のため受付終了させて頂きました。

日時 2018年5月29日より全6回 各回13:30~16:30
1日目:5月29日(火)
2日目:6月19日(火)
3日目:7月10日(火)
4日目:7月31日(火)
5日目:8月22日(水)
6日目:9月14日(金)
場所 ニュートンワークス 会議室
費用 100,000円+税  ※オリジナルテキストを含みます
定員 12名
対象者 FEMまたは実験にて振動解析に携わっている方
内容
日程 項目 内容
第1回
5月29日
振動発生の原理 振動は入力があり、系を通して出力として発生する。
この振動発生の原理について考える。
第2回
6月19日
振動のモデリング 振動を解析可能形式で、できるだけシンプルに表現
することを考える。
第3回
7月10日
複雑系の振動 振動現象のうち、連成振動、自励振動といった問題
を考える。
第4回
7月31日
流体関連振動 流体が起因となって発生する振動のメカニズムと、
評価手法を考える。
第5回
8月22日
振動と音 振動が音に変換されるメカニズムとその評価手法を
考える。
第6回
9月14日
音振動対策 音振動の発生原理からその対策を考えるとともに、
種々の事例を紹介する。

※参考図書:チモシェンコ著「工業振動学」など

<受講者特典:無料相談会のご案内>
講座開催日の同日に実施する、大富先生との無料相談会に参加いただけます。
(事前お申し込み制)
無料相談会は、上記日程の午前の部(11:00~12:00)もしくは 午後の部(17:00~18:00)で実施します。
参加ご希望の方は、本講座のお申し込み時の備考欄に下記項目をご記入下さい。

***ご記入事項***
・参加希望日と時間帯(「午前」もしくは「午後」とご記入下さい)
・ご相談内容

※無料相談会は1社につき原則1回迄とさせていただきます
※同日に希望者が重複した場合は、日程を調整させていただきますのでご了承下さい

講師紹介:工学博士 大富浩一氏 (現:明治大学 兼任講師)
-略歴-
1952年生まれ 現在は明治大学兼任講師
1974年、東北大学工学部機械工学科卒業
1979年、東北大学大学院工学研究科機械工学専攻博士課程修了。工学博士
1979年から2014年まで大手総合電機メーカの本社研究所に勤務
この間、原子力、宇宙機器、医用機器、家電機器、昇降機器、ノートPC、半導体関連、省力機器、等の製品開発に従事。これらを通して、設計に関する広範な研究開発を実施。
専門は機械力学、設計工学。
2014年から2018年 東京大学大学院工学系研究科特任研究員 内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)“革新的設計生産技術”の研究開発業務に従事。音のデザイン、1DCAEの普及啓蒙活動に注力。日本機械学会、米国機械学会、日本音響学会、日本計算工学会等会員。

このイベントは終了しました。

多くのお客様にご参加いただき誠にありがとうございました。

※本講座をお申し込みの際は、お申し込みフォームの受講コースを「振動対策エキスパート養成のための基礎講座 全6回)」、受講時期を「5月」とご選択下さい。

お問合せ先

ニュートンワークス株式会社 CAE講座受付担当

TEL:03-3535-2631

E-Mail:cae-seminar@newtonworks.co.jp